一般社団法人クリスチャンコモンズは、人類の共有財産である聖書の言葉を日本語で広く知っていただくために活動しています。また、キリスト教会の内外を問わず、聖書の言葉が誤解されたり、曲解されたりして間違って伝えられている現状にあって、聖書を当時の文化的背景と文脈に従って読み解くことで、本来の意味を伝えることを目的としています。
この目的を達成するため、当法人では主に次の2つの課題に取り組んでいます。
当法人の取り組み
1. クリスチャン人口1%未満の日本人に聖書のことばを届ける
日本は宗教の自由があり、教会が宣教を行う自由が保証されているにも関わらず、教会がクリスチャン人の人口が1%もいません。それにはさまざまな理由があると思いますが、以下のような誤解があることは否定できません。
- キリスト教は西洋の宗教である。
- 日本には日本の宗教があるので、日本人にキリスト教は必要ない。
- 聖書は数ある宗教の聖典のうちの一つにすぎない。
当法人では、上記のような誤解を解き、聖書が語っている内容を日本人にわかりやすく説明するため、主にインターネット空間を利用して情報を配信しています。
2. キリスト教内の誤った教えに対して注意を呼びかけ、実際に聖書が教えていることを解説する
現代は、聖書から逸脱し、もはやキリスト教とは呼べないようなカルトや異端が乱立する時代です。これは悲しむべき現状ですが、すでに聖書で預言されていることでもあります。イエス・キリストは次のように語っています。
(終末時代には)偽預言者が大勢現れて、多くの人を惑わします。
また、新約聖書の2テモテ4:3~4では次のように言われています。
人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になる
このような時代にあって、当法人では聖書を当時の文化的背景と文脈に従って読み解くことで、聖書本来の意味を伝えることを目的として活動しています。この活動は、主にハーベスト・タイム・ミニストリーズの支援と協力の下で開設されたサイト「ハーベスト・ウォッチ」で行っています。