1ペテロ3:18 ― 霊想:母の愛によって救われた英国の首相

霊想

1ペテロ3:18 

18 キリストも一度、罪のために苦しみを受けられました。正しい方が正しくない者たちの身代わりになられたのです。それは、肉においては死に渡され、霊においては生かされて、あなたがたを神に導くためでした。 

今日の霊想:母の愛によって救われた英国の首相

これは、何年も前に英国のウェールズ地方で起こった遭難事故の話である。
ひとりの母親が、猛吹雪(ふぶき)の中を赤子を抱きながら歩いていた。彼女は、目的地に着く前に力尽きてしまった。吹雪が止んでから、彼女の遺体が雪の下から発見された。なんと彼女は、死ぬ前に自分の着ていた衣服をすべて脱いで、それで赤子をくるんでいたのだ。赤子を取り出してみると、奇跡的にまだ生きていた。母親は、自分のいのちを投げ出して赤子のいのちを救ったのだ。

その赤子は立派に成人し、英国の首相(在位 1916 ~ 22 年)となった。デビッド・ロイド・ジョージがその人である。彼は間違いなく、英国が生んだ最高の政治家のひとりである。この母親が示した愛は、イエス・キリストの愛に通じる。私たちも、イエスの死によって滅びから救われた 。神は私たちが偉大な信仰者となることを望んでおられるのだ。

J. John, English evangelist, from a sermon
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『月刊デボーションガイドClay【クレイ】2006年8月号』(ハーベストタイムミ二ストリーズ)p.61より転載


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