マックス・プランク(1858~1947年)は「量子論」を確立したノーベル賞物理学者として知られています。また、相対性理論や電磁波の研究にも貢献し、現代物理学の父とも呼ばれています。このプランクは、宇宙と物質の起源について次のように語っています。
物理学者として、つまり、物質の探求という、まったく退屈な科学に一生を捧げた者として、私のことを空想家だと疑う人はいないだろう。その私が原子を研究してきて言えることはこれだ。「物質など存在しない。すべての物質は、原子という最も小さな太陽系の中で、原子の粒子を振動させる力によってのみ発生し、存在している」。
だが、宇宙のどこにも、知的な力や永遠の力は存在しない。したがって、この力の背後には、意識を持つ知的な精神または霊が存在するはずだ。これが、あらゆる物質の源である。
― Max Planck, Where Is Science Going? (1933) (https://bathtubbulletin.com/max-planck-on-god/)
As a physicist, that is, a man who had devoted his whole life to a wholly prosaic science, the exploration of matter, no one would surely suspect me of being a fantast. And so, having studied the atom, I am telling you that there is no matter as such! All matter arises and persists only due to a force that causes the atomic particles to vibrate, holding them together in the tiniest of solar systems, the atom.
Yet in the whole of the universe, there is no force that is either intelligent or eternal, and we must, therefore, assume that behind this force there is a conscious, intelligent Mind or Spirit. This is the very origin of all matter.
Yet in the whole of the universe, there is no force that is either intelligent or eternal, and we must, therefore, assume that behind this force there is a conscious, intelligent Mind or Spirit. This is the very origin of all matter.
新約聖書のヘブル書1:2b~3aでは、次のように言われています。
2 …神は御子を万物の相続者と定め、御子によって世界を造られました。 3 御子は神の栄光の輝き、また神の本質の完全な現れであり、その力あるみことばによって万物を保っておられます。…
この聖書箇所によると、この宇宙とすべての物質を保っているのはキリスト(「御子」)です。また、ヘブル1:10では、次のようにも言われています。
10 …「主よ。あなたははじめに地の基を据えられました。天も、あなたの御手のわざです」