ジェームズ・シンプソン(James Simpson、1811年~1870年)は、スコットランドの産科医で、婦人科学の基礎を築いた人物です。シンプソンは、クロロホルムを麻酔として初めて用いたことや、X線の発見を予見したことでも知られています。また、王立医学会の会長や、当時の医学界の最高位である女王陛下の王室医も務めました。
シンプソンは宗教と科学の関係について次のように述べています。
キリスト教がうまくいくのは、どこまでも真実であり、そのため実際の生活とどこまでも合致するためである。宗教と科学の間で矛盾するものは何もない。
Christianity works because it is supremely true and therefore supremely livable. There is nothing incompatible between religion and science.1
また、自分の最大の発見は何かという質問に対して、シンプソンは次のように答えています。
それはクロロホルムではありません。それは、私が罪人であり、神の恵みによって救われることを知ったことです。キリストを通して神との生き生きとした関係に入らなければ、人生の意味をすべて見失ってしまうのです。
It was not chloroform. It was to know I am a sinner and that I could be saved by the grace of God. A man has missed the whole meaning of life if he has not entered into an active, living relationship with God through Christ.2
> 参考資料参考資料
- Henry M. Morris, Men of Science, Men of God (Master Books, 1988) Kindle版
- Ray Comfort, Scientific Facts in the Bible (Updated Edition) (Bridge-Logos, 2020) Kindle版
[…] ジェームズ・シンプソン(1811年~1870年) […]