デイヴィッド・ブリュースター(David Brewster、1781~1868年)は、スコットランド生まれの物理学者です。聖職者になるためにエディンバラ大学へ送られましたが、自然科学の道に入ります。光学的鉱物学という科学分野を確立し、光の偏光の法則を定式化しました。ブリュースターは万華鏡の発明者でもあります。ブリュースターは英国科学振興協会(British Association for Advancement of Science)の創設者の一人で、後に会長も務めました。
ブリュースターは、キリストを信じることで罪を赦されるという聖書の教えについて、次のように語っています。
(自分が赦されたと)確信することは図々しいことではない。赦しはキリストのみわざであり、私たちのみわざではないからだ。それどころか、みことばとみわざを疑うことこそ図々しいことである。
It can’t be presumption to be SURE [of our forgiveness] because it is Christ’s work; not ours; on the contrary, it is presumption to doubt His word and work.1
また、ブリュースターは死の床で次のように言い残しています。
私はイエス様とお会いするでしょう。そして、それは壮大なことです。世界を造られたお方にお会いできるのですから。
I shall see Jesus, and that will be grand. I shall see him who made the worlds.2
> 参考資料参考資料
- Henry M. Morris, Men of Science, Men of God (Master Books, 1988)
- Dan Graves, Scientists of Faith (Kregel Publications, 1996)
写真:Scottish Scientists (CC BY-SA 4.0)