マイケル・ファラデー(物理学者)

マイケル・ファラデー

マイケル・ファラデー(Michael Faraday、1791~1867年)は、電磁誘導を発見した物理学者で、変圧器と発電機の発明者でもあります。電気分解と静電気学の基本単位は、ファラデーにちなんで命名されています。ファラデーはベンゼンの発見など、化学の分野でもさまざまな功績を残しています。

ファラデーはサンデマン主義と呼ばれる原理主義的なキリスト教の信者としても知られ、信徒説教者でもありました。ファラデーは、科学的功績に対してナイトの称号を授けるというオファーがあった際も、英国王立協会の会長への就任を打診された時も、キリストや使徒はこの世の栄誉を受けなかったとしてすべて辞退しています。

ファラデーは、科学と聖書信仰はともに神の真理に基づくものであり、必然的に一致するという確信を持っていました。ファラデーは聖書とキリストへの信仰について次のように語っています。

聖書、聖書だけが、人の手で何一つ付け加えることも、取り去られることもなく、いつでも、どのような状況でも、人にとって唯一かつ十分な導き手なのである。…キリストの神性とみわざに対する信仰は、神の賜物であり、この信仰があることの証拠は、キリストの戒めに従順であることだ。

The Bible, and it alone, with nothing added to it nor taken away from it by man, is the sole and sufficient guide for each individual, at all times and in all circumstances. . . . Faith in the divinity and work of Christ is the gift of God, and the evidence of this faith is obedience to the commandment of Christ. 1

参考資料

  • Henry M. Morris, Men of Science, Men of God (Master Books, 1988)
  • Dan Graves, Scientists of Faith (Kregel Publications, 1996)

脚注

  1. Henry M. Morris, Men of Science, Men of God (Master Books, 1988)

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