フランスの哲学者、科学者で、神学者でもあるブレーズ・パスカル(1623~1662年)は、義人と罪人の違いを次のように語っています。
人間には2種類しかない。自分のことを罪人と思う義人と、自分のことを義人と思う罪人である。
― “379 Quotes About Sin” (https://www.christianquotes.info/quotes-by-topic/quotes-about-sin/)
There are only two kinds of men: the righteous who think they are sinners and the sinners who think they are righteous.
イエスも、ルカ18:9~14で、義人と罪人の対比を次のように語っています。
9 自分は正しいと確信していて、ほかの人々を見下している人たちに、イエスはこのようなたとえを話された。
10 「二人の人が祈るために宮に上って行った。一人はパリサイ人で、もう一人は取税人であった。 11 パリサイ人は立って、心の中でこんな祈りをした。『神よ。私がほかの人たちのように、奪い取る者、不正な者、姦淫する者でないこと、あるいは、この取税人のようでないことを感謝します。 12 私は週に二度断食し、自分が得ているすべてのものから、十分の一を献げております。』
13 一方、取税人は遠く離れて立ち、目を天に向けようともせず、自分の胸をたたいて言った。『神様、罪人の私をあわれんでください。』
14 あなたがたに言いますが、義と認められて家に帰ったのは、あのパリサイ人ではなく、この人です。だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるのです。」