創世記1:24~31 ― 人間と恐竜の共存(1)恐竜の絶滅は6600万年前?

恐竜の赤血球

創世記1:24、31

24  神は仰せられた。「地は生き物を種類ごとに、家畜や、這うもの、地の獣を種類ごとに生じよ。」すると、そのようになった。…
31  神はご自分が造ったすべてのものを見られた。見よ、それは非常に良かった。夕があり、朝があった。第六日。 

解説

進化論では、恐竜は6600万年前に絶滅したと言われています。しかし、近年の発見によると、恐竜は6600万年前に絶滅したのではなく、もっと近い時代まで生きていたらしいということがわかっています。

2005年に、米国ノースカロライナ州立大学のメアリー・シュバイツァー博士のチームは、ティラノサウルスの化石の骨に血管と赤血球が残っていることを『サイエンス』誌に発表し、世界の注目を集めました。それまでは、恐竜は6600万年前に絶滅したのだから、そのような生体組織が見つかるはずはないと思われていました。もし恐竜が6600万年前に絶滅したのであれば、微生物などによる分解と化学反応で、血管や赤血球が現在まで残っていることはないはずです。

微生物による分解は特別な状況の下では進まない可能性がありますが、化学反応は止めることができません。科学者は、骨のコラーゲンやDNAなどで、生体分子を崩壊させる化学反応を検証する信頼性の高い実験を行っています。この実験によると、最も理想的な環境にあっても、コラーゲンは100万年、DNAは65万年以内に崩壊することがわかっています。つまり、恐竜が6600万年前に絶滅したという進化論の説明は、考え直す必要があるということです。しかも、血管や赤血球という組織が残っているということは、この恐竜が化石になったのはそれよりもっと最近のことのはずです。

実は、シュバイツァー博士の発見以外に、これまでにも恐竜の化石からさまざまなタンパク質が見つかっています。そうした発見は何十年も前から報告されており、以下はその一例です。

  • モンタナ州で出土したティラノサウルス、トリケラトプスなどの恐竜
  • アルゼンチンで出土した恐竜の卵
  • 中国南部で出土した竜脚類の胎児
  • 中国のゴビ砂漠で出土したプシッタコサウルスの骨
  • ドイツで出土した始祖鳥
    など

タンパク分子は、400万年を超えて残存できないと言われています。このような発見は、恐竜は6600万年前に絶滅したという進化論の主張とは矛盾します。コラーゲンやタンパク質の分解は実証科学の領域ですので、まずは恐竜の絶滅した年代を疑う必要があると思いますが、そうした動きにはなっていないようです。この点からも、進化論が実証された科学に基づくものではなく、イデオロギー(思想)に近いものであるということがわかります。

聖書の記述

冒頭の聖書箇所(創世記1:24、31)によると、地上の動物はすべて創造の6日目に造られたと言われています。6日目というのは、人間が創造されたのと同じ日です。つまり、人間は恐竜と共存していたことになります。これは現代人にとっては空想話のように聞こえるかもしれませんが、旧約聖書のヨブ記では、恐竜の描写と思われる記述があります(「ヨブ40:15~24 ― 聖書と恐竜(1)ベヘモット」「ヨブ41:1~34 ― 聖書と恐竜(2)レビヤタン」参照)。恐竜の化石も見つかっていない時代に、どうしてこのような恐竜に似た動物が描写されているのか不思議ですが、聖書の記述が真実であれば不思議ではありません。聖書は、天地を造られた創造主がおられ、神が聖書の究極的な著者であると語っているからです。

参考資料

写真:Sergio Bertazzo/Imperial College London

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